爆釣ヒストリー 王様ポイントの記憶

王様ポイントの記憶
王様こと村田基氏の店舗「潮来釣具センター」は鹿島線の潮来駅のすぐ前である。
店は北利根川に隣接しており川岸まで1分とかからない。
この店のすぐ前の辺りを爆釣隊は王様ポイントと呼んでいる。
王様の人気と駅に近いロケーション、さらに釣り大会が開かれる時にはここに
本部が設営されることなどもあって、いつも賑わっている人気スポットだ。
それ故にバスはスレており、あまり釣れなくなっている。
もちろん、霞水系全体でバスが以前よりも減少していることも
あるが…。
しかしこのポイントは、かつては実に良く釣れたものだった。

ぱおんが初めて霞水系に足を踏み入れたのも、王様ポイント
だった。エースがルアー釣りをしてみたいと言うので、ならばと
案内したのだ。
あれからもう何年になるだろう…。
王様ポイントに大会本部が設置される
東京に出てきてからというもの、ぱおんは釣り竿を握ることのない日々が続いていた。
(どうせ田舎ほどにも釣れないんだろう…。)
ぱおんの田舎は瀬戸内海の因島であるが、その海でも随分と魚が減っていた。
ましてバスやライギョのルアーフィッシングとなると、まずボーズを覚悟せねばならない。
それが当たり前だったのだ。
瀬戸内海の片隅でもそうだったのだ。大都会、東京の近郊で魚なんて釣れるはずが…。
そう思って東京では釣りをしていなかったのだ。

しかし、釣れないというのは、ぱおんの思い込みだった。
ある時、西伊豆に出かけ釣りをしてみたが思いの他、大漁だったのだ。
釣れるとわかれば、そこは幼い頃からの釣りキチの虫が黙ってはいない。
毎週のように西伊豆に通うようになっていった。
いや、毎週のように通うはずだったのだ。
ヒラメが釣れた!(これは勝浦漁港) 伊豆でノリノリの仁。 投げ釣り中のぱおん。海はいい。
しかし西伊豆通いは挫折した。
当然だ。金が続かなかったのだ。体力も。
釣りから帰るときには平塚近辺の大渋滞に打ちのめされた。車の中は生臭い匂いが充満…。
そんな折だったのだ。エースがルアー釣りを所望したのは…。

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