些細な出来事…



ここでは、今まで体験した些細だけど不思議な出来事をいくつか紹介したいと

思います。


出来事その一

僕が小学生だった頃、隣町の親戚の家へ家族で出かけた時のこと。
夜八時頃、そろそろ帰ろうかということになり、親戚の家を出た。
僕は弟とふたりで車を置いてある所へ向かっていた。車は親戚の家の近くにある小学校に
おいてあった。当時はまだ街灯も少なく、夜道は暗くさみしい。小学校の中は真っ暗だった。
正門の前に街灯がひとつだけあり、ほの暗い明かりが正門を照らしていた。
ふたりで正門前まで歩いてきたとき、突然、門柱から腕が出てきたのだ。
門柱から生えた腕は僕等を導くように手招きした。
「うわぁーっ」
弟と僕は後からついてきていた両親のもとへ逃げ帰った。

その正門前では何日か前に小学生が事故にあったというが、その霊だったのだろうか…。


出来事その二

その日僕は霞ヶ浦へ釣りに行くため国道125号線を走っていた。時刻は午前3時頃。
未だ夜は明けておらず川沿いは真っ暗だった。途中、125号線から枝分かれした道に入った。
いつものコース。通い慣れた道。
その日はいつもより霧が濃かった。それがどんどんひどくなってゆく。
ヘッドライトも霧の壁に阻まれてほとんど役に立っていない。
まるで白い壁のような感じで、もし初めての道であればとても
走れないほどだった。もっとも川の土手沿いを走っているのだから
道を間違えようが無いのだけど…。

しばらく車を走らせていたがいつまでたっても目的地に着かない。
もちろん、霧のため徐行しているのだから、いつもより時間がかかって当然なのだが
それにしても時間がかかりすぎる。
車を降りて確認してみた。すると、どうもいつもと違う風景の気がする。

やがて霧が晴れてきた…。

僕はなぜか対岸を逆方向に走っていた。川を渡る術は無かったはずなのに…。


出来事その三

広島の実家では僕が小さい頃から様々な不思議な出来事がつづいていた。
その中のひとつに不思議な音がある。真夜中にベランダの手すりが音を立てるのである。
僕の部屋は2階にあった。夜、寝ていると突然「ゴーン」と誰かが手すりを
殴って行く…。毎日、毎日、それも何回も…。
原因はわからない。音が鳴ってすぐベランダを覗いても何も無い。
僕だけでなく弟もその音を聞いている。弟も不思議だという。
ベランダへ出て辺りを見渡すととても外から手すりに近づけない事がわかる。
それでも誰かが手すりを殴ってゆく…。

音が鳴った直後、ベランダに出て手すりに触れてみた…。ブーンと手すりは振動していた。
確かに誰かがいや、何かが手すりにぶつかって行ったのは間違いない。
それでいて、その姿は決して見ることが出来ない…。

これは霊の仕業か…? それとも何か他の原因があるのだろうか…。

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